タトゥーの痛みはどれくらい?実際に彫られてみて思うこと
東京喰人 トーキョーグールのOP曲にだだハマりの恵華-Keika-です(・H・)
さて、前回はカウンセリングについて詳しく解説しました。
今回は誰もが気になるタトゥー・刺青を入れるときの“痛み“について。
お客様からも
「どれくらい痛いですか?どんな痛みですか?」
とよく聞かれます。
刺青を彫ることを生業とする彫師本人が、痛みを知らないのはおかしなことです。
とはいえ痛みは施術中の数分〜数時間だけなので、日が経つと忘れてしまうもの。
先日実際に恵華が彫られる機会があったのでレポートも兼ねてここに記しておこうと思います。
施術当日
仕事後に時間を作って頂いたので、一緒に夜食を取りました。
空腹の状態では痛みが増しますから、しっかりマックをセットで頂きました笑
施術準備をお手伝いしつつ、緊張しないよう瞑想します。
タトゥーマシンのセッティング、ジジジジ…という心地よい音が聞こえ始めたら、いよいよ施術開始。
1針目はやはり何度経験してもドキドキします。
さっきまで寒かったはずなのに、一気に暑いなー、いや熱いかなー?という具合。
どんなに覚悟しても痛いものは痛いです。
しかし、我慢が出来ないかというと、そういう訳でもなく。
チクっと刺さってスーッとなぞられるような感覚が、筋彫りの動きだとわかります。
筆で色を塗るような動きをする、ぼかしや塗りつぶし。
私が初めてタトゥーを入れたときの第一印象は「セルフ脱毛している痛みと似ている」でした。
地味な痛みが長く続くので、始めのうちは気持ちに余裕があっても、終わり頃になるとどっと疲れがくる感覚です。
痛みの度合いはタトゥーを入れる位置やその日の体調、デザインによってまちまちだし、痛みの感じ方は人それぞれです。
最後まで耐えるぞ!という気持ちで取り組めば、いずれは完成出来ます。
大きなデザインの場合は1回で完成させず、数回にわけることも可能です。
彫り終わりはじんじんと熱を持った状態ですが、あまり触れないようにすれば普通に生活ができる範囲の痛みが残ります。
大体2、3日で「痛いなー」と感じる時期も終わり、徐々に痒みに変わっていきます。
長々と書いてしまいましたが、刺青の痛みとはこんな感じ、というのが伝わったでしょうか。
時々、恵華も彫られる側にまわることで、お客様の気持ちを忘れずにいられる貴重な時間でした。