芸大卒講師、デッサンの「先生」から恵華のタトゥーワークを絶賛して頂きました。
寒さが厳しくなってきましたね、恵華-Keika-です(・H・)
私は元々絵を描くことが好きで、しっかりした知識と技術を学びたかったため、デッサンの授業があるデザインの専門学校を選びました。
専門学生だった頃、先生とは「デッサンの指導をしてくれる非常勤の先生」として知り合いましたが、時は流れ、今では常勤で担任クラスも持ちながら、数々のクリエイターを育成しているそうです。
恵華は現在彫師として仕事をしていますが、デッサンについてはまだまだ学ぶべきことも多々あり、先生とは時々お会いしては近況などを語りながらご指導頂いています。
先生は私にとって唯一の「先生」です。
東京芸術大学を卒業後は、絵画教室や美大予備校、アニメ会社でのデッサン指導を担当する等、私が知る中で一番デッサンが上手いだけでなく、人生の先輩として、いつも厚みのあるお話をしてくださいます。
そんな先生に久々にお会いした時、改めて恵華のタトゥーワークを褒めて頂きました。
曰く、
「恵華の刺青は彫師としてある日を境にボーダーラインを超え、垢抜けた」
目が肥えている人にはわかるボーダーラインの感覚。
技術を磨き向上していく過程で、ある一定まで作品が洗練されていくと、以前は見られなかったシャープさや美しさが、あるタイミングで見えてきます。
先生は職業柄、沢山の人の作品を見てきたはずですから、そのボーダーラインは人よりずっと高いはずです。
その「垢抜けた」と感じたのはいつから?どのタトゥーから?
Instagramに載せている写真を振り返りつつ教えてくましたが、私からしたら「え!このタトゥーが?!」という意外なジャンルのタトゥーでした。
「デザインやモチーフがとか、好みがどつこうとかではなく、技術的に自分(先生)には叶わないし真似できない、と感じた」
仕事熱心で美術へのこだわりも強く、めっちゃ絵の上手い先生が!
「申し分なく刺青は上手いから、60になったら入れてもらおうかなw」
なんて言ってくださる日が来るなんて、思ってもみませんでした。
帰宅後も喜びと、これからも頑張ろうって気持ちを忘れたくなかったので、ブログにて記述しました。
先生だけでなく、時々デザイナーやクリエイター、アート関係のお仕事をされているお客様も来店されるので、日頃から気を引き締めて励もうと思います!
追伸:
ありがたいことに私には先生だけでなく師匠もいます。
刺青を生業とする彫師になると決意し、師匠の下に師事しました。
刺青のことを何も知らない私に一から丁寧にご指導くださり、数え切れない程相談をしてはアドバイスを頂いてきました。
先生、師匠を良き手本として、胸を張っていきたいです!