プロフィール
自己紹介概要
グラフィックデザインの専門学校でデザインや色彩の基礎とデッサンを学ぶ。
高校生の頃から展示会に出展し、現在もアートワークでの出展、コミックマーケット、デザインフェスタ、フランスのジャパンエキスポ、その他東京大学の研究室で展示された人工皮膚へ世界で初めて刺青を施すなど、クリエイティブな経験をしてきました。
華流梵天一門に弟子入りし、「恵華」の名前を頂きプロの刺青師として活動しています。
現在彫師歴14年。
華流師匠がオーナーを務めるFANATIC TATTOOにて刺青の技術や接客の難しさ、仕事のやりがい、お客さんとの繋がりを持つことで生まれる感謝や感動、たくさんのことを学びました。
また、日本最大とされるタトゥーコンベンション「KING OF TATTOO2012」では彫師歴4年余りで出展、2018年1月末にカリフォルニアで開催されたタトゥーのビッグイベント「GOLDEN STATE TATTOO EXPO2018」「GOLDEN STATE TATTOO EXPO2019」「NEWYORK EMPIRE STATE TATTOO EXPO2022」には数少ない日本人タトゥーアーティストとして参加しました。
略歴
タトゥーワーク掲載・活動歴 -Tattoo Activity history-
NEWYORK EMPIRE STATE TATTOO EXPO2022(アメリカ)
KAI-YOU Videos インタビュー
GOLDEN STATE TATTOO EXPO2019(アメリカ)
GOLDEN STATE TATTOO EXPO2018(アメリカ)
TatowierMagazin Editorial Januar 2016(ドイツ)
女性自身(日本)
TATTOO TRIBAL多数
TATTOO Garden
TATTOO LIBRARY
KING OF TATTOO 2012(東京)
アート・イラストレーション活動歴 -Art, Illustration Activity history-
2019 | オーストラリア、ブリスベンにて12作品が頒布される |
2018 | オーストラリアの各ギャラリー、カフェにて展示・頒布 |
2017 | Xmas Exhibition(オーストラリア) 原宿デザインフェスタギャラリーにてグループ展 出展 (原宿) “POP JAPAN 2017” 出展(オーストラリア) |
2016 | “秘和展” 出展(銀座) “Fxxkin’ChristmasⅢ” 出展(横浜) “和展 mini” 出展(表参道) “JAPAN EXPO 2016” 出展(フランス・パリ) TATTOO TRIBAL アートワーク制作 東京大学生産技術研究所 ELEGANT CELL ” 細胞とバイオマテリアルの小さな実験室 ” ※人類史上初、人工皮膚に刺青を入れる デザインフェスタギャラリーにてグループ展に出展(原宿) ライブハウス新宿ロフト live ” Birthday of Somebody!! Vol7″フライヤー 原画 |
2015 | コミックマーケット89 ライブハウス新宿ロフト live ” Birthday of Somebody!! Vol3-5″フライヤー 原画 某大学病院 パンフレット 挿絵(広島) コミックマーケット88 アパレルショップ 壁画制作(横浜) |
2014 | コミックマーケット87 COMITIA109 アパレルショップ 壁画制作(横浜) |
2013 | ヒソミネの祭典 アート出展(横浜) |
恵華の思い
幼少の頃から絵画教室に通うくらい絵を描くことが好きで、デザインの専門学校でデッサンやグラフィックデザインを学び、アートに関する展示や創作活動も経験してきました。
前職であるデザイン業では超有名キャラクターブランドの商品開発を経験し、アートワークにて数々の展示会に参加、華流梵天の下へ師事し、和彫りはもちろんのこと、刺青についての知識を学んできました。
最近は海外のタトゥーイベントへ参加するなど、貴重な体験をしていますが、これからも現状に満足することなく、自分の能力を高めていけるよう努めていきたいです。
ストーリー
幼少の頃から絵画教室に通うくらい絵を描くことが好きで、芸術科目の成績が高く、コンクールなどでも入賞したこともあってか将来は絵に携わった仕事をしたいと思っていました。
学生の頃はノートの端やテストの裏に落書きばかりしていて、いい成績を取ることより絵を描く楽しみのほうが勝っていました。
グラフィックデザインの専門学校を「デッサンを学びたかったから」「イラストレーションの授業がある」を7割の理由で選び、基本はデザインの授業メインである中、絵・イラストを強く出した作品ばかり作っていました。
高校生の頃からアートに関する展示や創作活動をしていて、社会人になり、大人になった今でも展示や創作活動を続けています。東京ビックサイト、原宿、銀座、近年ではオーストラリアやフランスに出展するなど、活動の幅が広くなったかなと思います。
前職であるデザイン業では超有名キャラクターブランドの商品開発を経験し、アートとデザインの違いは何たるか、人に喜んでもらうための創作とは何か、など、クリエイターとしての考え方を養うきっかけになりました。
その後、大衆にに売れるデザインではなく、自分の能力をもっと活かせるような、出来るだけ長く世に残せるような仕事を考えたところ、タトゥー・刺青の業界に関心を向けました。
彫師(刺青師)の仕事は職人の仕事。自分のスタイルを活かしつつ、一生続けられて、お客様にオンリーワンのデザインを作成できて、一生残る。これしかない!という気持ちで華流梵天師匠の下へ師事し、1年未満でプロの彫師になり、恵華の名前を頂きました。和彫りはもちろんのこと、タトゥー・刺青についての知識を学んできました。
クリエイティブな能力、技術、考え方は備わっていましたが、私には一番苦手としていることがありました。子供の頃から人見知りで人と話すことが苦手、自分の考えを人に伝えることが下手で、よく職場の人やお客様とトラブルを起こすことが悩みでした。
また、デザインや絵は文字や言葉で表現しづらく、お客様との仕事の流れやデザイン感覚の共有に苦戦し、誤解を招いたりクレームにも繋がってしまうなど、お客様と直接かかわる接客業としては致命的な欠点でした。
ある時ネットを介しての誹謗中傷や、仕事を妨害されるなどの間接的な嫌がらせを受けたことがあり、しばらく塞ぎこんでしまったことがありました。その時に助けてくれたのが一緒に働いていた従業員や師匠、家族や友達など、私の周りにいる大切な人たちでした。
一人で頑張るだけではどうにもならないことがある。誰かに助けを求めることもできる。人と人との繋がりや想い合いというのは、自分が積み重ねてきた腕や実績と比べるものではない次元の部分だ、と改めて気付かされました。
それからというもの、私は愛想がよく外交的な人柄ではないけれど、そんな自分なりの人としての在り方や、人とどう接していくと良いのかなど、当たり前のことではあるのだけど、再度学ぶ機会が出来ました。
スタッフがたくさんいる中で切磋琢磨していくうちに彫師歴10年を迎え、自分の力で海外コンベンションに出展することができ、私の弟子になりたいと願う若者も出てきました。
職人は一生精進、現状に甘んずることなく新たなものを取り入れたり、挑戦し続けることで日々成長し技術を磨いていきたいと思っています。